7/3【保存版:伏見桃山路線価上昇率】

どーも。伏見桃山で仕事始めて30年のミナージュです。

路線価上昇率全国3位の伏見桃山。

でも、少し違和感があります。

今年の路線価で、伏見桃山が全国3位の上昇率になったそうです。

30年以上この街で不動産に携わってきた私としては、嬉しい気持ちがある一方で、少し複雑な思いもあります。

要因の一つは、100戸規模の「ブランズ」の存在だと言われています。

ブランド力のある分譲マンションですから、高い評価を受けるのは当然です。このエリアでも別格の価格で取引されたマンション。誰が買うん?と言われてましたが実際取引ありましたしね。

ただ、この一棟の価値が周辺地域全体の価格を押し上げ、適正価格から少し離れてしまうことには違和感があります。

路線価も、そのマンション前の道路が評価の対象となるため、街全体の実態とは少し違った印象を与えてしまうことがあります。

伏見桃山は、京都でも人気のベッドタウンです。しかし一方で、もともと流通量は多くありません。

流通が少ない地域では、一部の高額成約が相場全体を引っ張りやすくなります。

だからこそ、本当に大切なのは「適正価格」なんです。

適正な価格で売り出され、適正な価格で取引される。

それがあって初めて、健全な不動産市場が成り立ちます。

売主は、いつか買主になります。

買主も、いつか売主になります。

どこかで過度な利益が生まれれば、その反対側には負担を抱える人がいるということです。

私は価格が上がることを否定したいわけではありません。

地域の価値が正しく評価されることは、とても喜ばしいことです。

だからこそ、一部のブランドや話題性だけに左右されるのではなく、街全体が適正に評価され、正しい流通が続いていくことを願っています。

30年以上この街を見続けてきた、伏見桃山の不動産屋としての率直な想いです。