2/12 入居申込書とは意思表示

どーも。プロとして仕事をせねばならぬと考えるミナージュです。

入居申込書

これは貸主と借主をつなぐ第一歩の作業。

借主から貸主へ入居の意思を伝える重要な書類です。

賃貸屋が半端やと言われるようになったのもこの入居申込書の取り扱いによるもの。

先日の話です。

長く暗黙のルールとなっている入居申込書(書面)の到着順での順位

これが先日 蔑ろにされそうになりました。

ご案内後、貸主に連絡

内容も快諾いただき入居申込書を送る

到着確認もし前に進めていくお話も済んだ案件。

翌日、確認事項があり連絡すると

「契約日はいつですか?今他から申し込みたいと連絡があったので」

いやいやいやいやいや

話を聞くとどうやら条件が少し良かったようです。

「ミナージュさんに限らず申込書が来たからと言って契約ではないでしょう?

平気でキャンセルしたりってあるでしょう?それなら契約日が早いほうを・・・」

簡単に言うとこんな主張です。

昨日に双方の了解も得て前に進んでいます。

契約日の話もその日に「いつでも結構ですよ」と家主からお話しいただいておりました。

こんな形で後出しジャンケンされていたら僕らの仕事が成り立ちません。

何をもって入居者の保全ができるのか?

※まぁ今のこの時世に取り合いになる物件があり借主がいることは喜ばしいことですが^^;

とにかくいろいろお話をし

結局は契約日の前倒しをすることで確保することができましたが

本当に肝を冷やした一例でした。

ただこれに関しては家主さんの言い分もわかるんです。

今の今までどれだけ不動産屋営業マンに”騙された”と感じてらっしゃることか。

不動産営業マンがその日の1申し込みもらうためだけに

「いやこの物件はなくなるかもしれないからとりあえず抑えておいて

他も探しながら・・・大丈夫ですキャンセルできますし」

とか

勝手に営業マンがお客様の個人情報を記入してとりあえず抑える

など

たくさんあったんです。

1契約取るためじゃないんです。

1申し込みを取るためのカラ申し込み。

なんのため?

会社への体裁です。

こんなバカな不動産屋さんでも部屋を埋めてもらうために情報を出して

広告してもらって案内してもらわねばならん。

わっかる。

今回のことも今までのことがあるからなんですね。

今回はうまく借主様、貸主様双方ともの意思が合致した着地になりました。

が やはり僕らはあらためて襟を正して仕事していかねばならんと痛感した事案。

当店ミナージュでは はっきり言って中途半端な申し込みは受け付けておりません。

「あれもこれも悩んでるからとりあえず・・・」

こんな場合も一緒に選ぶ作業をし一つに決めてもらっています。

この部分に関しては本当に周りの営業マンは見習ってほしいと感じます。

プロとしての仕事。

物件を選ぶだけなら僕ら不動産屋さんはいりません。

プロであることの責任とプライド。

お客様一人一人を手数料換算しているような仕事をしていては

人としての社会人としてのレベルアップなんてありえないですよ。

しっかりやっていかないと

本当に僕ら仲介業者が不必要な時代が・・・早まりますよ。

僕らの存在価値。

上げるも下げるも僕ら次第です。