どーも。2026年8月!不動産市況についてコラムを書くいつもありがとうございますミナージュの増原です。
今年も不動産市場は「これが正解」と言える状況ではなく、さまざまな要因が重なって動いています。
今回は、私自身が日頃感じていることも交えながら、現在の市況をまとめてみました。
(1)中東情勢と日本への影響
中東情勢は以前より落ち着きを取り戻しつつありますが、依然として予断を許さない状況です。
現時点では日本の不動産市場へ直接大きな影響は出ていませんが、エネルギー価格や物流コストには今後もしばらく影響が続くと考えられます。政府も物価への影響を注視しており、家計負担を抑える対策を続けています。
私の予想ですが、
(1年程度)
物価は今より少し高めで推移し、建築費も急激には下がらない。
(3~5年)
世界情勢が落ち着けば物価も徐々に安定してくる可能性はありますが、「昔の価格」に戻ることは考えにくいです。
(10~15年)
人口減少の影響が大きくなり、全国一律ではなく「選ばれる地域」と「そうでない地域」の価格差がさらに広がると考えています。
(2)新町通の路線価が全国3位の上昇率。伏見桃山は?
京都市中心部では路線価が大きく上昇し、大きな話題となりました。
「伏見桃山も上がるのですか?」
という質問をいただくことがあります。
私の考えは以前から変わりません。
伏見桃山エリアは、もともと売り物件が非常に少ない地域です。
人気がある一方で供給が少ないため、価格はじわじわ上がっています。
ただ、その理由は「新町通の路線価が上がったから」ではなく、「欲しい人に対して売り物が少ない」という希少性が大きいと感じています。
ですので、今回の路線価上昇だけを理由に伏見桃山の地価が急激に上がるとは私は考えていません。
今後も緩やかな上昇はあると思いますが、大きな値上がりよりも「高値で安定する市場」が続く可能性が高いと見ています。
(3)食品の消費税1%へ
政府は食品の消費税率を2年間限定で1%へ引き下げる方針を示しています。実現すれば家計には一定のプラスになります。
ただし、不動産市場への影響は限定的だと思います。
住宅を購入する方にとって本当に大きいのは、
・住宅ローン金利
・物件価格
・所得の伸び
この3つです。
食品が安くなることは生活には助かりますが、不動産購入の判断を大きく変えるほどの材料にはなりにくいと考えています。
(4)住宅ローン金利は上昇傾向
ここ数年で一番変わったのが住宅ローン金利です。
以前は変動金利が0%台という時代でしたが、現在は1%台半ばの商品も増え、固定金利では2%を超えるケースも珍しくなくなってきました。
私は、お客様には以前から
「無理をしない資金計画を立てましょう」
とお伝えしています。
今後も急激ではないものの、金利はしばらく上昇方向が続く可能性が高いと考えています。
だからこそ、
「今なら安く借りられるから多めに借りよう」
ではなく、
「今後金利が少し上がっても返済できる計画」
を立てることがとても大切だと思います。
金融資産、運用などは今後数年面白い時代になっていくと推測しています。
(5)ミナージュの考え方
伏見桃山で約20年営業してきました。
ここ4~5年は、本当に毎年市場の動きが違います。
コロナ。
建築費高騰。
円安。
物価上昇。
金利上昇。
世界情勢。
これだけ環境が変わると、「これが正解です」と言い切れる時代ではありません。
だからこそ私たちは、遠い未来を決めつけるのではなく、短期・中期の変化をしっかり見ながら、お客様一人ひとりに無理のない資金計画と最適なご提案を続けていきたいと考えています。
不動産は「買うこと」が目的ではありません。
購入後も安心して暮らし続けられることが一番大切です。
これからも地域密着だからこそ分かる情報を、できるだけ分かりやすくお伝えしていきます。
今後ともミナージュをよろしくお願いいたします。

