どーも。不動産屋のあり方に一石を投じたいミナージュです。
今の時代、いまだに「貸してやっている」という感覚の家主さんがおられます。 言葉に出さずとも、提示される条件や振る舞いを見れば、そのスタンスは透けて見えてしまうものです。
本来、借主と貸主の間に上下関係なんてありません。 お互いに責任を負い、お互いに利益を得る「50:50(フィフティ・フィフティ)」の対等な関係。 いわば、地域を共につくるパートナー同士の商売のはずです。 そこに「うちは家柄が…」といった個人的な特権意識を持ち込まれてしまうと、正直なところ「かなわんなぁ」と感じてしまいます。
はっきり申し上げれば、そうした感覚の方とはお取引を控えたい。 なぜなら、貸す側が上に立った状態では、万が一トラブルが起きた際、建設的な解決が難しくなるからです。
そして、その手前にいる「管理会社」の存在も看過できません。 プロであれば、法律はもちろん、業界の慣例や時代の変化を熟知しているはず。 家主さんの無理な言い分をそのまま借主さんにぶつけるのは、プロの仕事ではありません。 それはただの「伝言係」です。
仲介に入る私たちが、双方の思いを咀嚼(そしゃく)して円滑に調整するのが本来の役割。 それを丸投げして「あとはよろしく」では、何のための管理会社でしょうか。 私たちは「ガキの使い」ではありません。 プロとして、双方に不利益がなく、希望が偏らないよう絶妙なバランスを取るのが仕事なんです。
ありがたいことに、ミナージュを頼ってくださるお客様は、本当に素敵な方ばかりです。 最初から私たちのスタンスを理解してくださっているからこそ、多少の不便も「お互い様」と飲み込んでくださる。
だからこそ、そんな大切なお客様に対して、「貸主だぞ」という慢心を振りかざし、管理会社が配慮のない態度で接してくることには、強い憤りを感じます。 誰が偉いわけでもない。 同じ街で、共に暮らしを営む者同士。 この「相互利益」という商売の基本を忘れては、良い仕事などできるはずがありません。
喧嘩をしたいわけでも、感情的に怒りたいわけでもないんです。 ただ、「借りていただく」という謙虚さを欠いた態度は、結果としてその物件や家主さんご自身の「値打ち」を下げてしまっている。 そのことに、どうか気づいてほしいのです。

ミナージュ増原
